「確定申告、行かなきゃ!」と気になっていました。
わたしは昨年まで、毎年、会場に行って、会場の税理士さんと一緒にパソコンにデータを入力して、申告していました。
今年は、コロナウイルスのこともあるし、会場に行きたくなかったので、初めてスマホでやってみました。
「スマホで確定申告」 問題点(どこから始めたらいい?)スタート地点が分からない・・・
などと検索して、調べたのですが、出てくる情報が古いものばかり。
国税庁のものでも、コレ!というホームページがなかなか出てこなくて、スムーズには行きませんでした。
なんなんでしょうね?
確定申告のような、情報が年々更新するものは、古い情報は削除してほしいものです。
わたしは、古い情報を読んでしまって、スマホとマイナンバーカードだけでは完結しないのではないか?と不安になってしまいました。
実際、やってみたら、スマホとマイナンバーカードだけで確定申告できましたよ!
「今年はスマホで確定申告してみよう」という方や、「やってみてるけど、うまくいかない」という方向けに、わたしの疑問に思ったこと、つまずいた所もあわせて、記事を書いてみました。
スマホで確定申告 「疑問に思っていたこと」と「実際」
疑問に思っていたこと | 実際 |
スマホとマイナンバーカードだけでできるのか? | できました! (パソコンやICカードリーダライタなどは いりません) |
ID・パスワード方式のID・パスワードを 税務署でもらってこなくていいのか? |
もらってこなくて、大丈夫! |
家族の分も、自分のスマホでできる? | できます! |
スマホで確定申告 「用意するもの」
1 スマホで確定申告対応のスマホ(スマホ対応機種一覧)
ご自分のスマホが、「スマホでの確定申告」に対応しているか、確認してください。
smartphone2 マイナンバーカード
マイナンバーカードを作っていない方は、この際、作ってしまいましょう!
3.「個人番号カード・電子証明書 設定暗証番号記載票」
マイナンバーカードを作ったときに、これらの番号を決めて、この紙↑をもらったと思います。
それぞれの番号を、ご自分で思い出せれば、この紙はなくてもいいです。
4.(還付金がある方は、)振り込んでもらう金融機関の口座情報
スマホで確定申告 大きな流れ
わたし、今年はじめてやったのですが、ちょっとわかりにくかったです。
これから、スマホで確定申告をやる人は、大きな流れを知っておいてからやったほうがいいかもしれません。
1.2つのアプリを入れる(マイナポータルとe-Taxアプリ)
ここからスタートです!
↓
2.マイナポータルにスマホでログインする。
マイナポータルにアカウント情報を登録する。
↓
3.「もっとつながる」で、マイナポータルのアカウントと「国税電子申告・納税システム(e-Tax)」をつなげます。
マイナンバーカードからアカウント登録用の情報を読み取り「国税電子申告・納税システム(e-Tax)に送信する。」
↓
「国税電子申告・納税システム」内で利用者情報を入力する。
つながりが完了すると、国税庁のサービスメニューが現れます。
「確定申告書等作成コーナー」、「申告書の作成へ」
「作成開始」
↓
「申告内容に関する質問」に答える。
↓
あとは、指示に従って、進んでいくと、確定申告データを送信し、終了です。
スマホで確定申告 わたしがつまずいた所
1.マイナンバーカードを読み取るときに入力する暗証番号を3回間違えて、ロックがかかってしまった。
(ちゃんと暗証番号が書いてある紙(「個人番号カード・電子証明書 設定暗証番号記載票」を見ながら、やってください!)
2.スマホでマイナンバーカードを読み取るときは、マイナンバーカードの上に「スマホをのせる」ですよ!
3.うまく「マイナポータル」と「国税電子申告・納税システム(e-Tax)」がつながらず、途中から進めなくなった。
わたしは、紆余曲折の末・・・
つながりをいったん解除したら、うまくできるようになりました。
どこでそうなったのか分からないのですが、中途半端につながっていたようです。
スマホで確定申告 家族の分の確定申告も自分のスマホでやる
我が家の場合、医療費控除を夫婦のうち、どちらにつけたらお得なのか?を確認したくて、夫婦とも「スマホで確定申告」やってみました。
自分の確定申告で仮計算(「送信」手前で、還付額が分かったところでやめておきます。データは保存しておきます(データ保存ボタンがあります))
つぎに、夫のマイナンバーカードと夫の「個人番号カード・電子証明書 設定暗証番号記載票」を使って、わたしのスマホで、夫の確定申告の仮計算をしました。
その2つを比較し、より還付額が多い方で、「送信」(確定申告)をしました。
代理での確定申告、思ったより簡単でした。
「思ったより簡単」ということがわかれば、やってみようという方が増えるのではないでしょうか?
高齢の義父母の確定申告(骨折で入院したので、医療費控除がある)も、してあげたいけど、マイナンバーカードを作ってなさそうです。
折をみて、マイナンバーカードを作ることを勧めてみようと思います。
「スマホで確定申告」のスタート地点
スマホで確定申告は、ここからスタートです!
↓
スマホで確定申告 まとめ
スマホで確定申告、わたしには結構、大変で、うまく行かず、ぐるぐる堂々巡りしてしまいました。
ああでもないこうでもない、と苦労しながら、なんとかその日のうちに、無事、確定申告(送信)できました。
このコロナウイルス感染が気になる中、会場に出向かずにできたので、良かったです。
一度、分かってしまえば、そんなに難しい操作ではありません。
コロナウイルスに感染したくない!コロナウイルスに感染してしまったようだ!会場に行きたくない!というあなた、今年こそ「スマホで確定申告」やってみませんか?
確定申告の期限も4/16(木)までに延びたことですし・・・
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