岡本太郎『自分の中に毒を持て』について
岡本太郎の「自分の中に毒を持て あなたは”常識人間”を捨てられるか」という本を読んだことありますか？
わたしは、何かをやるか、やらないか？と迷った時、いつもその本の中の言葉、「迷ったら危険な道を選べ」というようなことが書いてあって、それを思い出します。
いつ読んだか、憶えてないのですが、20代くらいのときだったと思います。
岡本太郎さんと言えば、「芸術は爆発だ！」という言葉で有名ですよね。
1970年の大阪万博の「太陽の塔」を作ったことも誰もが知るところです。
片岡鶴太郎さんが岡本太郎さんのモノマネをしてたこともありますよね。
今、ちょっと調べたら、岡本太郎さんって1911年（明治４４年）生まれなんですね〜
そんなに昔の人だったんだ？
お父さんの一平さんは漫画家、お母さんのかのこさんは歌人で小説家だったそうです。
かのこさんは、大地主の長女さんで、家政や子育てが全然できない人だったようです。
迷ったら大変（危険）な方を選ぶ
わたしは、子供の頃から、自分に自信がなく、他の人がやるのを見て、やるというタイプでした。
新しいことを真っ先にやるということは、絶対になかったです。
学校でも学級代表のようなものを任されることも無かったし、立候補することもありませんでした。
でも、考えてみたら、もし、そういうのをやったとして、失敗したとしても、何も問題ないんですよね。
自分が「失敗しちゃった〜」と萎えるだけで・・・
学校って、学ぶところであり、挑戦する場であるべきですよね。
大人になって、そう思うようになりました。
学校だけでなく、職場でもどこでも、何かをしてもいいんですよね。
子供の頃から、プレッシャーのかかることから逃げてきた私は、何をするにも、どうしようかと迷ってしまいます。
でも、大人になって、子供ができて、子供が活発だったことから、役員を任されることもでてきたりしました。
人前で挨拶することも頼まれたりして・・・
１回目は断ってしまいましたが、２回目はやってみよう！と、岡本太郎氏の『自分の中に毒を持て』の「迷ったときは、大変（「危険」だったかな？な方を選ぶ」という言葉を思い出して、「エイヤッ！」と決断しました。
50代でダイビングにチャレンジしたときもその言葉を思い出しました。
他の人には大したことではないかもしれませんが、ことあるごとに悩みに悩みます。
みんな、すごいですよね。
幼稚園や小学校のころから、バレリーナになりたいとか、パイロットになりたいとか、先生になりたいとか、医師になりたいとか、結構みんな言ってましたよね。
わたしは、そんなものにはとてもなれない、失敗したら大変だ！と思ってました。
今も、そういう気持ちはありますが・・・
でも、気持ちは少し変わってきて、「はじめは皆、できないんだ。自分も努力すればできるかもしれない」という気持ちになっています。
50代になっても、どこか自信がなく、気づいてみれば、ベテランという年代になってしまっています。
子育てで忙しいことを言い訳にして、こんな歳になってしまっていました。
気づけば、子供が進学で家にいなくなってから１０年位経ってるんですよ。
その１０年で何をしていたんだ？と、最近、気づいて呆然としてしまいました。
仕事は忙しかったんですが、ただ、日々の業務をこなすのに精一杯でした。
でも、気づいただけ、まだましかも・・・と思い、ちょっとだけ動き始めました。
優秀な人って、もともとが優秀なんだと心の底で思っていたところがあります。
でも、きっと、見えないところで努力しているんですよね。
わたし、優秀じゃない上に努力もして来なかったことに気が付きました。
定年の歳まであと約１０年間はとりあえず、愚直に頑張ってみようと思っています。
ちょっとやることに悩むな〜というプレッシャーのかかる仕事もやってみようと思っています。
まず、プレッシャーをやわらげるには、ある程度「できそうだ」と思えるほどの情報収集と準備が必要だと思います。
今って、ユーチューブでいろんな人がいろんなジャンルでいろんな動画をUPしてますよね。
とても助かります。
そういうのも参考にしようと思っています。
また、こういう人になりたいな〜、こういうことができるようになりたいな〜と思うことがあったら、日頃から、少しずつ準備しておいて、チャンスが来たら、すぐに「やります！」と言えるようにしたいと思います。
今日もお読みいただき、ありがとうございました！
