コロナ禍で家でDVDなど見る機会が増えている方も多いと思います。
そこで、わたしの大好きな映画をご紹介します。
「マジックアワー」って、見たことありますか?
三谷幸喜さん監督の2008年に公開されたコメディー映画です。
何度見ても、爆笑してしまいます。
そして、とても町並み、建物が素敵で、目の保養にもなり、テレビに録画したものを何度も見返してしまいます。
あまりにも面白くて、高齢者住宅にいる母にDVDを買って贈りました。
「マジックアワー」おすすめポイント
笑える
ネタバレになるのは良くないので、詳しくは語りませんが、笑えます。
わたしは、佐藤浩市さんの役が面白かったです。
美術がすごい!町並みや建物が素敵なんですよね。
ただただ、素敵で、こんな町並みの中で、こんな建物を見ながら暮らしたいな〜と思わせられました。
美術は「種田陽平」さんです。
「マジックアワー」では、日本アカデミー賞最優秀美術賞を獲られています。
こういう世界観がお得意なのかと思いきや、作品によって、まったく違ったテイストなようです。
映画美術をやる方は、デザインや建築を学んだ人が多いそうですが、種田さんは武蔵野美術大学油絵学科ご卒業とのこと。
在学時代から、寺山修司作品に参加されていたそうです。
映画のお仕事をやめて、生花と海外旅行をしていた時期があったり、MVやCMのお仕事ばかりされている時期もあったそうです。
種田さんはいつも旅の途中であっち行ったり、こっち行ったりするのがお好きとのこと。
そういう風にしていると、毎回、違うものができあがるそうです。
インタビュー記事を読んでいたら、種田さんは映画だけでなく、舞台美術、空間デザイン、アートブックなどのお仕事もされています。
「挑戦」がお好きなようで、国やジャンルを超えて、「越境」するたびにやる気が湧くそうです。
映画の美術監督も「スワロウテイル」「フラガール」「借りぐらしのアリエッティ」をはじめ、かなりされていますし、いろんな作品を見てみたくなりました。
まとめ
なんといっても、美術が素敵です。
でも、美術だけでなく、内容も素晴らしいです。
コメディーだけあって、爆笑できます。
そして、もう50代になってしまったけど、まだまだまだまだ頑張ろう!と思える作品です。
若いときに見た時は、ただただ素敵で、かつ爆笑できて、面白いと思いましたが、年を重ねた後で見返したら、また違った味わいがありました。
最初のボスの愛人が出てくる場面があるのが、ちょっと母や子供にすすめにくいです。
が、とても楽しい良い作品なので、母にはDVDを贈ってしまいました。
今日もお読みいただき、ありがとうございました!