30年以上前に読んだ本です。
初めてつきあった人との付き合い方に悩んでいたときに、ふと図書館か書店で見つけて、読みました。
もしかしたら、記憶と違っているかもしれませんが、とても参考になったのが、「結婚するまで、体を許してはいけない」ということです。
男性というのは、そういうことを希望するけど、実際に体を許してしまう女性には、がっかりしてしまうらしいということ。
尊敬の念が薄れてしまって、魅力がなくなってしまうようなのです。
また、自分より前に、他の人に体を許したことがあるんじゃないかと疑ってしまうといったことが、その本に書いてあったと思います。
相手の望みに応えたのに、自分にとって悲しい結末に終わるというのは、納得いかないですよね。
わたしは、女性なので、友達ともそういう話をしたことがないので、本当のところは分かりませんが・・・
夫が「(わたしと)結婚するまで、手も握ったことがない」と、結構、友達に自慢(?)していたので、本当にそうなんじゃないかと思っています。
自分に、娘がいたとして、そういう話ってしにくいですよね。
ましてや、父親は、そんな男心を自分の娘には話しにくいと思います。
うちの父は、よく
「二次会には行くな。」と言ってました。
同じような意味だったのかな。
「遊びの女と思われる」とか言ってましたが・・・
著者の遠藤周作さんは、どんなに男性が、いろいろ言ってきても、体を許してはいけません、ということを、説得力のある理由とともに書いてます。
女性が男性とつきあっている過程で悩むことが、この一冊で、解決しそうです。
他の恋愛ハウツー本を立ち読みしたことがありますが、「ちょっと内容が薄っぺらい。この人はいま幸せなのか?」と思ってしまいました。
本の信頼性って、その本を書いた人が、今、どんな人なのかというのが参考になりますね。
年頃のお嬢さんがおられる方は、さり気なく、この本をすすめてみてはいかがでしょうか。
今日もお読みいただき、ありがとうございました!