「さんま・玉緒のお年玉」「あんたの夢をかなえたろかSP」でフジコ・ヘミングさんにピアノ演奏を聴いてもらえる夢が叶ったカンパネラおじさん(徳永さん)
2020年1月13日のTV、「さんまの夢叶えたろか」に出ていた【すごい人】のお話です。
徳永義昭さんという現在59歳の漁師さんです。
独学で7年ピアノを練習し、「ラ・カンパネラ」というとてもむずかしい曲をマスターされました。
ピアノを始めたきっかけは、テレビでフジコ・ヘミングさんの演奏するピアノ曲「ラ・カンパネラ」を聴いて、とても感動したからだそうです。
パチンコで70万負けて、パチンコをやめ、やることがなくなったタイミングだったからだとしても、なかなかそうなる方はいないのではないでしょうか。
「ラ・カンパネラ」という曲はフランツ・リストが作曲した超絶技巧を要する、とても難しい曲です。
プロも避けて通る曲とのことです!!
ピアノの先生をされている奥様も、徳永さんが初め、「ラ・カンパネラ」に挑戦すると言った時、「無理、無理、わたしでも弾けないんだから」と言ったとのこと。
番組では、『フジコ・ヘミングさんに自分の弾く「ラ・カンパネラ」を聴いてほしい』という夢が叶っておられました!
「カンパネラおじさん」のピアノ独学練習法
ユーチューブの「光る鍵盤」動画を使う
わたし、「ラ・カンパネラ」という曲は聴いたことはありましたが、普通の人が挑戦する曲だなんて、思いもしませんでした。
先入観ってこわいですね・・・
練習方法はユーチューブ動画の「光る鍵盤」を見て
楽譜が読めなかったので、動画を止めて一音一音、確認して練習したそうです。
そんな気の遠くなる作業、よく続けられたな〜と、感心すると同時に感動!!してしまいました。
漁師をしながら、「ラ・カンパネラ」の練習を7年間も続けている
この方の、独学を初めて半年後の動画を拝見しましたが、半年後とは思えないほどお上手でした。
ある程度、弾けるようになったら、練習をやめてしまいそうな気もしますが、ずっと練習を続けているそうです。
ノリ漁師の徳永さん、漁から帰ってからの練習は、手がかじかんで、手が動くようになるまで時間がかかるそうです。
ピアニストって手をとても大事にしているイメージがありますが、本職がノリ漁師さんだから、そういうわけにも行かないんですね!
そういうエピソードを聞いてしまうと、ますます感動してしまいます。
独学で「ラ・カンパネラ」を弾いてみようという発想!!
先入観を捨てる
先入観ってこわいですね!
わたしにどんな先入観があったかというと・・・・
ピアノは幼い頃から初めないと、上手にはなれないよね
「ラ・カンパネラ」を演奏できるのは音大を卒業するような人よね
「コンテスト」に出る人は音大を卒業するような人よね
ピアノは先生に習って、基礎をしっかり学ばないと!
徳永さんのことを知って、そんなわたしの先入観がガラガラと音を立てて崩れ去りました!!
「できそうもない」と思って、はじめからあきらめてしまうのは、
もったいない。。。ということが分かりました!!
すべてを犠牲にして、打ち込む
徳永さんは7年間、すべてを犠牲にして、「ラ・カンパネラ」を練習してきたそうです。
手が痛くなっても、練習を続けたそうです。
これから、大変そうなことを身につけるときに、徳永さんの頑張りを思い出したら、頑張れそうです!!
テレビを通じて流れてきたピアノの音は、心に染みるような優しい音色でした。
楽譜が読めないのに、他の楽器にも挑戦??
この徳永さんは、「アルトサックス」や「バイオリン」も弾けるようになったようです。
そして、「マジック」、手品ですね!
演奏の前にマジックを披露されることもあるそうです。
ご本人も忘れていたピアノ歴??
高校時代に付き合っていた彼女がピアノの道に進むか悩んでいたときに、1ヶ月だけ、こっそり練習した成果を彼女に見せて、「人間、やる気になれば何でもできる」と話されたそうです。
その彼女が今の奥さんのようです。
まとめ(「カンパネラおじさん」(徳永義昭さん)に学ぶこと)
何事も、やりたいと思ったことはやってみる!
人間、できないことはない!
「自分にはできないだろう」という先入観は捨てる!
毎日少しずつの進歩でも、すべてを犠牲にして、頑張れば、成し遂げられないことはない!
カンパネラおじさんは、わたしのこれからの人生に大きな影響を与えてくれる方となりました 🙂
コメント